起居





最近の私は起床が早い。

元々娘の早朝稽古を見ることもあり早かったのですが、 それでも今みたいに太陽が昇るより前に起きることはありませんでした。
それというのもほんの十日程前から復興軍に加わったあの二人が原因です。

事の始まりは私が娘との朝稽古で掻いた汗を拭うために井戸に行ったとき、 男性の方―――鏡耶さんと出会った事でした。





「・・・ふぅ」

私が井戸から水を汲んで、部屋から持ってきていた手ぬぐいをそれに浸す。
それを絞りすぎないように絞ってから顔を拭ったときでした。

「紅玉・・・さんだったか?」

「っ!?」

私は驚きました。おそらくここまで驚いたのは武術を始めた頃、 嵐の夜にそばの木に落ちた雷以来でしょう。
私は之でも自分は人間という種の中ではかなり強い部類に入っていると自負しているのですが・・・

私は大陸でも五指の一人に数えられ、皇帝の前で演武を披露したこともあります。
そんな今となっては寝ているときですらちょっとした気配で目を覚ましてしまうほどです。
そんな私が声を掛けられるまで全く気付くことが出来ませんでした。
この現実に何より一番驚いてしまいました。

「すまない。驚かせたか」

声がするほうを見るとそこには九峪様と私達を窮地から助けて頂いた二人の内の一人、 君影鏡耶さんが私と同様に手ぬぐいを持って立っていました。

「・・・はい、気配を全く感じなかったので」

「ああ・・・癖でな。もうこれが俺にとっては普通になってしまっているから」

「意識せずに・・・ですか。清瑞さんくらいの穏行なら看破できる自信はあったのですが」

私の扱う武術は主に気と呼ばれる生体から発生する力を使用するもので、 これは気による肉体や五感の強化を行うことが出来ます。
そして強化した五感は復興軍で最も隠密に優れた清瑞さんですら探し出すことが可能です。
その私の発言に鏡耶さんは答えて下さいました。

「清瑞?・・・ああ、あの穏行はダメだ。 本当に隠れたいのなら己の気配を隠すのではなく、己の気配を周りと一体する必要がある」

思わず言われてみればそうかもって賛同するところでしたが、 平然と言われたことの内容に言葉を失ってしまいました。

「気配を同化・・・ですか?そのようなことが本当に可能なのですか?」

「出来るからこそ俺は言ったのだし、実際紅玉さんは気付かなかった」

違うか?そう目で言ってくる鏡耶さんに私は何も言えません。

「ところで話は変わるが、こんなに朝早くから何をしていたんだ?」

「え?・・・あぁ、娘の鍛錬です。こういったことは毎日やってこそ意味があるので」

「娘っていうと確か香蘭と言ったか、火魅子候補の」

本来ならば火魅子候補である娘を呼び捨てにされ怒るところですが、 何故か鏡耶さんが相手だと自然に思え私は止めるよう言い出せませんでした。

「だが、紅玉さんと香蘭とではそもそも戦い方の系統が違うだろ? 紅玉さんは論理だって戦闘を組み立てていくのが合い、香蘭は直感で戦っていく人間だ」

なおも真っ直ぐに私を見ながら鏡耶さんは言葉を続けます。

「故に教える方にしても限界がある。 香蘭のように直感で戦う所謂天才型という者たちは 実際の戦いの中でこそ成長していくものだからな」

・・・図星でした。 確かに娘は倭国の言葉を覚えたりといった知識面では一歩及ばないところがありますが、 こと戦闘技術に関して言うと私の一つの教えで十を実践できてしまう程でした。
その才能を誇りに思いながらも、 娘ならいつか辿り着けるであろう高みに自分では決して辿り着けないことに 嫉妬していた自分もいたのを覚えています。

「・・・・・・娘の鍛錬をいていた。と言っていたな」

黙り込んで考え事に集中して所を鏡耶さんの声で現実に戻されました。

「はい、言いましたがそれが何か?」

「紅玉さん自身の鍛錬は行っているのか?」

「私ですか?私は体内の気を循環させ練り合わせたりするモノと、 型の練習くらいしか行っていませんが」

「なるほど・・・・・・・・・だがそれだと実戦の鍛錬が出来ないだろう?」

「確かにそうですが・・・こう言っては何ですけど、 私と対等以上に戦える人が残念ながら復興軍にはいませんので」

そう、本当なら私も実戦形式の鍛錬を行いたいと思っていました。
只深様を助けるときに戦った魔人は下級に位置するらしく、 あの程度なら私でも斃せるが兎華乃さん達魔兎族や、 あの鏡耶さんと初めて出会ったときに戦ったような相手にはまだ 自分では対処できないことは身をもって知っていました。

「今まではそうだったかもしれないが、今は違うだろう?」

そう言って綺麗な紅い眼で私を見透かすように見つめ、言います。

「今は俺がいる。・・・・・・紅玉さん、俺が貴女の相手となろう。それとも俺では不足か?」

その次の日から私は娘と朝稽古を開始するより早く起き、 鏡耶さんと実戦の相手になってもらう事にしました。





翌日、私は昨日よりも朝が早く辛いはずなのに予定の起床時刻よりも早く起きてしまいました。

「おかしいですね。・・・普段は決めた時間通りに起きるのですが・・・」

まぁ早い分にはいいだろうと思い、私は少し早く昨日あの後で待ち合わせた場所に着きました。
鏡耶さんがまだ来ていないことを確認すると私は準備運動をすることにしました。

「あの戦い以外ではまだ鏡耶さんの戦っている姿を拝見したことはありませんが、 一体どの位強いのでしょうか・・・」

鏡耶さんははっきり言うと九峪様よりも身体は細く、そして身長もやや低いと思います。
私が言えた義理ではないのだが、 あのような身体で本当に私の相手が出来るのか少し不安を感じます。

私が一通りの準備運動を終え深呼吸をして呼吸を整えていると、 ゆったりとした歩き方で私のところに歩いてくる鏡耶さんを見つけました。

「おはようございます。鏡耶さん」

「おはよう、紅玉さん。・・・どうやら準備万端で後は始めるだけって感じだな。 待たせてしまったか?」

「いえ、私が勝手に早く来ていただけですからお気になさらないで下さい。 それにたった今準備運動が終わったところなので、実際は殆んど待っていませんよ」

「ならよかった。それでは早速始めようか。・・・・・・・・・ではいつでも、 何処からでも攻撃してくれて構わない」

やって来た早々そんなことを言われるとは思いませんでした。
私はてっきり何か話をしてから行うのだとばかり思っていました。

「えっ?もう始めるんですか?何か話しとかあると思っていたのですが・・・ それと鏡耶さんは準備運動はしなくてもよろしいのでしょうか?」

それを聞いた鏡耶さんは何か気に入らないことがあったのだろうか、顔を少し顰めました。

「・・・本気で言っているのか、紅玉さん。だとしたら期待はずれもいいところだ」

「え?」

「俺は昨日この場所で実戦形式の稽古・・・鍛錬を行うと言った。 実戦というのはわざわざ相手に確認を取ってから始める物なのか? それに紅玉さんがしたいのは対魔人での鍛錬だろう? ならば尚更前置きなんてしないだろう。 本当なら俺がさっき言ったことも言わない方が良いとも思ったが、 紅玉さんから全く戦う気が無かったからああ言ったのだが・・・」

私は衝撃を受けました。
それでも鏡耶さんの言葉は続きます。

「それに加えて準備運動は?って・・・
なぁ紅玉さん、俺は貴女とそうだな・・・後は清瑞かな?・・・はそうだと思っていのにな。 こういう世界で生きているのならいつ襲撃があってもおかしくは無いだろう? そうなってしまえば準備運動をする時間なんて取っていられない。 寝ているとき、食事をしているとき、身を清めているとき、着替えているとき、厠にいるとき、 そんなときに襲撃があっても、直接狙われても貴女は準備運動の時間を下さいとでも言うのか?
・・・・・・お前ら復興軍の連中は危機感が足りない。認識が足りない。そして何より自覚が足りない。
常に、如何なるときも全力が出せるようにすることが出来て初めて、 俺の中で一流と呼ばれる資格を得ることが出来るのだが・・・ どうやら思っていた以上に期待はずれだったみたいだ。

なんか無駄話をしたな。ではもう始めようか・・・それと手加減は必要ない」

不甲斐無い・・・それが最初に思い浮かびました。
正直なところ復興軍に入隊したことは私も今鏡耶さんが言っているような事を実践していたのです。
しかしいつの間にかしなくなり、 今では戦場に出る以外では覇璃扇を持ち歩くことすらしなくなりました。

・・・ですがそんなことを考えるのは後でにして、 今は私の為に鍛錬をしてくれる鏡耶さんの期待に答えることにしましょう。

「・・・それでは・・・・・・いきます!!」

私は全力で来いといわれたが、様子見と本当に本気でも大丈夫かどうかの確認をするために、 まずは気功を使わない状態で全力の攻撃をすることにしました。

「ふっ!!」

一瞬で鏡耶さんとの間を詰め、下から突き上げるように右の拳を振り抜く。
しかしその攻撃は軽く首を傾けるだけで避けられました。
でも避けられることは予想済みです。
私はすぐにそのままの勢いを生かして、左回し蹴りを鏡耶さんの左わき腹に叩き込みます。
しかしそれも蹴られる方向に自ら飛ぶことで衝撃を全て吸収してしまいました。

「まだです!」

私は五メートルほど空いてしまった空間を一瞬にしてゼロにし、 今度は正面から拳を顔面目掛けて打ち抜こうとしました。

すっ・・・

しかしそれも私の拳に手を添え、外に流すことで簡単に避けられました。
私は背中を見せることはまずいと判断し、そのまま足に力を入れて鏡耶さんとの距離を開けます。
そして私は振り返り、鏡耶さんと顔を合わせました。

「なぁ紅玉さん」

私は鏡耶さんに話しかけられても決して注意を怠ることなく答えることにしました。

「なんでしょうか?」

ただ普通に立っている。・・・・・・今の鏡耶さんを見ると誰もがそう思うでしょう。
しかしある一定以上の力量を持っているのなら、全く隙が無いことが分かるはずです。

「俺は本気で来いと言ったと思ったのだが・・・? さっき言っていた気功をまだ使っていないだろう? どうして使わない?」

鏡耶さんは私がどういうつもりで攻撃してきたのか既に分かっているのでしょう。
ですから私はその期待に答えました。

「それは本当に私の全力でも鏡耶さんが着いてこられるか確認するためです。 そしてそれも終わりました。」

「・・・・・・で?」

「これからは気功を使用して戦います」

そして私は自分の足に気を溜め、地面を蹴ると同時に開放しました。
今までの倍以上の素早さで鏡耶さんの右手に廻り込み、硬気功によって岩をも砕くほどに 強化された私の右腕を鏡耶さんの脇腹目掛けて叩き込みます。

しかし次の瞬間私は戦っていることすら忘れて自分の肘の先を見ていました。

「・・・・・・・・・次は初めからそれを使って仕掛けて来るんだな」

人差し指と中指で私の一撃を衝撃の音すらなく受け止めた鏡耶さんはそう私の耳元で囁き、 次の瞬間私はものすごい衝撃と共に飛ばされるのが分かり、その途中で意識を無くしてしまいました。





「うっ・・・・・・」

意識がはっきりしていくのを感じながら、私は 「ああ、私は鏡耶さんの一撃で気絶してしまったんですね・・・」 と先ほどまで戦っていた記憶を思い出しながら感じました。

「目が覚めたようだな」

声がした方を見ると鏡耶さんがいました。

「ええ。あれからどのくらい経ちましたか?」

「十分といったところだ。さすがに気を使うことに長けているだけあって回復が早いようだ」

本来ならば半日は目覚めないくらいの一撃だったはずと後で聞いたときは、 そのような一撃を躊躇うことなく放った鏡耶さんを少し恨んでしまいました。

「そうですか・・・私はもう大丈夫ですので・・・くっ」

そう言って起き上がろうとした瞬間、腹部に強烈な痛みが襲いました。

「香蘭が来るまで休んでいろ」

鏡耶さんが私の肩に手を当てゆっくりと私を再び横にします。
そして右手を私の痛みを感じたところに当てると、 その部分が熱を帯びたように暖かくなってきました。

「あたたかい・・・鏡耶さん、これは?」

私は不思議に思い鏡耶さんに尋ねました。

「これか?これは内気功の一種で自分の気を対象者に送り込み、 傷や痛みを回復させるのを促進させる技だ」

昔大陸で鍛錬を行っているとき聞いたことがあります。
そしてそれはかなり難易度が高く、 話によれば対象が己でないため軽気功を修めたものでも出来ないことがあるとも。
私は改めて鏡耶さんの非常識さにただ呆れてしまいました。

鏡耶さんの治療が続く中、このまま静かに時間が経つのもいいかもしれませんと思いましたが、 せっかくこうして時間が出来たことですのであの時疑問に思ったことを尋ねることにしました。

「あの、鏡耶さん。少々尋ねたいことがあるのですが、よろしいでしょうか?」

「尋ねたいこと?・・・・・・時間もあることだしな。構わない」

「ありがとうございます。早速ですがこの間の敵、兎華乃さんは「力を求める者」と 仰っていましたが、どうやって斃したのでしょうか?」

そう、聞きたかったのはこれです。
あとは私の傷と共に服まで直したことも聞きたかったのですが、 重要度としては前者の方が上だったため先に聞くことにしたのです。

「あれか?・・・・・・紅玉さんにはどう見えた?」

質問に質問で返すのはどうかと思いますが、しかたなく私はあの時見たことだけを言いました。

「私には鏡耶さんが大太刀であの敵の刀を切り飛ばしたとしか・・・」

鏡耶さんが微かに笑ったような気がしました。
如何しましょう・・・年概も無く頬が赤くなるのがわかります。 そういえば今の私は無防備にも寝かされ、さらには丹田の位置・・・下腹部という あまりにも際どいところに手を置かれいたことを忘れていました。
気にすれば気にするほど恥ずかしくなってきました。
しかし治療のためなのは分かっているので、止めて下さいとも言えませんし・・・
そんなことをぐるぐる考えていましたが、鏡耶さんの言葉で我に返れました。

「その通りだ。俺はあの刀を切っただけだ」

「それはどういう・・・」

質問しようとすると、鏡耶さんはそれを遮り話を続けました。

「あいつの本体はあの刀だったってことだ。あの刀が思う「強敵と死合いたい」という 想い、思念があの刀に鎧武者という実体を持たせていたってことだ。 だからいくら腕を吹き飛ばそうが、鎧の隙間を縫って突き刺そうが痛くも痒くも無かったわけだ」

「そうだったのですか・・・ですが何故そのようなことが分かったのですか?」

「ああ、一つはあいつが刀を使った方が効率がいいような場面でも、何故か刀ではなく 膝や拳といった攻撃手段を選んだことだ。それとあの魔兎族三姉妹だったか? あいつらとは刃を交える事を避けているようだったこともある。 最後にあの神の遣いとの攻防もそうだ。刀の方が殺傷能力も攻撃範囲も広いにも関わらず、 膝蹴りだっただろう?」

確かに思い出してみれば鏡耶さんの言う通りだと思いました。
しかし果たして本当にそれだけであの刀が本体だと分かる物なのでしょうか・・・?

「・・・・・・まぁ紅玉さんにならいいかもな」

私が考え込んでいると鏡耶さんが再び口を開きました。

「さっき言ったことも本当なんだが、実はもっと前に刀が本体だと考えてはいたんだ。 俺やタマモは元々モノ憑きと呼ばれる存在や怨霊と呼ばれるようなモノを退治する仕事を 生業にしていたんだ。だがそういったものは基本的に隠密性が高い。 だから俺達はまず眼を鍛えるんだ」

「目・・・ですか?」

「肉体の部品としての目ではなく、見えざるものを見るための眼だ。 これを鍛えることで俺はそういったものを見ることが出来るようになった。 そして鍛えていく中で気や巫力といった力を見ることが出来るようになり、 あのときは鎧からではなくあの刀からそれが見えたから本体があの刀だということも分かった というわけだ」

信じられないような話ですが、鏡耶さんがそういうのであればそうなのでしょう。

「紅玉さんも気功を使っているのならそう難しくないはずだ」

「え?」

私は自分も出来ると聞かされ思わず聞き返してしまいしました。

「要領は硬気功と同じだ。眼に気を集めてより集中して視るようにすればいい。 と言ってもすぐに出来るわけではないから、少しずつやっていくしかないけどな」

そんな簡単なことで・・・と思い、早速試みましたが急激な頭痛が私に襲いました。

「本来視えないモノを視るんだ。その情報を脳が理解するのが出来ずそれが頭痛となって 襲ってくるって仕組みだ。この訓練をしたいのなら寝る前、そして時間も始めは秒単位で 行っていくしかない。・・・・・・だから今は止めておくことだな。娘もそろそろ来るみたいだしな」

すると鏡耶さんは私から手をどけ、立ち上がりました。

「もう痛みも無いはずだ」

「あ・・・ま、待って下さい」

私は鏡耶さんが立ち去ることが雰囲気で分かり、思わず呼び止めてしまいしました。

「何だ?」

呼び止めたはいいが、何を話せばいいか分からなくなってしまい次の瞬間とんでもないことを 口にしていました。

「そ、その・・・そう!名前です!「さん」は止めて呼び捨てにしてください! ・・・何と言うかその・・・鏡耶さんには呼び捨てで呼んで貰いたいとかそういうことで・・・・・・ って違います!いえ、違くはないんですがそのそういう意味では無く・・・って ああ・・・何を言って・・・・・・」

「・・・くっ・・・くく・・・くっくっく・・・・・・わかった。それ以上言わないでくれ。 それ以上言われたら笑いで死んでしまう・・・くっくっく・・・」

私は自分の言ったことに普段は絶対にしないほど取り乱してしまいました。
ですがなんとか気力で平静を取り戻すことにしました。

「くっく・・・あぁ、久々にこんなに笑った気がする」

「鏡耶さん。で、出来ればその、内密にお願いします・・・」

おそらく今日で一番顔を赤くしながら私は頭を下げた。

「当然だ。こんなに可愛い姿を他の人には見せたくないから誰にも言わないさ。 さて、本当にもう時間が無いから行くが・・・明日は俺をがっかりさせるなよ?」

「明日?・・・・・・はい。明日は鏡耶さんの期待を裏切らないように致します」

私は鏡耶さんが言った内容を理解して、今度は感謝を籠めて真っ直ぐここから立ち去る 背中に頭を下げました。







「・・・・・・・・・期待しているぞ・・・・・・紅玉」

風に運ばれてきた鏡耶さんの微かな声に心が温かくなったのは私だけの秘密です。











あとがきのようなもの

どもども、三万HIT記念です。
初めてちゃんと期限に間に合った気がしますが、まぁそれは深く気にしないで下さい。
Mirrorです。どうでしたでしょうか?第二話「起居」。 まぁ前回に比べたら半分ほどの長さしかないんですけどね。
Mirrorの小説はちゃんと各話し毎にタイトルがあるんですよ。って知ってますって・・・?
いやいや、一応お知らせということで・・・

さて、今回の話ですが紅玉堕ちる。って感じですかね?
本当はこのあとに兎華乃とも話をさせようかって思っていたのですが、 いろいろあって取り止めとさせていただきました。
そして、今回の紅玉さん視点はどうでしたでしょうか?
Mirror的には微妙な結果になってしまったと・・・
地の文と各キャラの心情の分を織り交ぜながら次回は頑張ってみたいと思います。

次回は鏡耶&タマモ、耶麻台国復興軍に正式に参加する。って感じな話しにする予定。
そして次回更新は五万HITを予定しています。
それではここまで読んでくれた方ありがとうございました。



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